リクルートホールディングス(HD)は10月16日、東京証券取引所に株式を上場する。市場は東証1部の見通しで、10日に上場が承認された。売り出し価格は10月6日に決まる予定だが、1株あたり2800円前後で調整している模様だ。
その場合、上場時の時価総額は1兆6000億円前後が見込まれ、今年最大の新規上場になる。また、人材ビジネス業界の視点でみた場合、パソナHD、テンプHDに次ぐ大型上場となり、時価総額ではパソナの240億円、テンプの2440億円(9月11日現在)を大きく上回る。
2014年3月期連結決算は売上高1兆1915億円、営業利益1174億円。売上高の半分にあたる6124億円は総合人材サービスのスタッフサービスHDとリクルートスタッフィングなどによる。