厚生労働省は29日までに、職業安定局派遣・有期労働対策部に今春4月に新設した「民間人材サービス推進室」の室長に、古舘哲生大臣官房企画官(政策統括官付労働政策担当参事官室併任)を充てる人事を内定した。発令は9月1日付。
古舘氏は1994年入省。石川県庁の商工労働部労働企画課長を歴任したほか、元厚労相の大臣秘書官を務めている。同推進室は、民間人材ビジネスの動向や分析に加え、良質な民間事業者の育成支援、活用などを目的に創設。今年度の下半期にスタートを予定している派遣事業者の「認定制度」に関する担当室でもある。
現在の佐々木菜々子室長は、同日付で内閣府の地方分権改革推進室に出向する。
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