メイテックのエンジニア支援サイト「fabcross(ファブクロス)」が19日発表したエンジニア約500人に対するアンケート調査によると、今夏のボーナスが「増えた」人の割合は44.5%と半数近くにのぼり、「減った」の10%、「変わらず」の30%を大きく上回った。電機・電子、マイコンシステム分野などでは30万円以上アップした人が15%近くあり、好景気の波が届いていることをうかがわせた。
一方、政府の新成長戦略に盛り込まれた「イノベーションの推進とロボット革命」に関連して、今後、携わりたい分野としては「医療・介護向けパワードスーツ」(33.7%)、「農業向け単機能ロボット」(33.0%)など、人手不足が心配される産業分野のロボット技術に注目する人が多かった(複数回答)。
調査は7月中旬に実施、563人から回答を得た。