ディップが18日発表した6月のアルバイト時給データによると、平均時給は967円で前月比6円(0.6%)増、前年同月比では27円(2.9%)増えた。同社は「5月に引き続き、お中元関連の募集が出たこと、携帯電話販売において夏季商戦を見越した人員募集が始まったことなどが時給増加の要因」としている。
職種別では、「販売」の898円(前月比8円増)、「IT・クリエイティブ」の1036円(同7円増)、「フード」の909円(同3円増)、「サービス」の968円(同3円増)と12職種のうち5職種で前月を上回った。
一方、「イベント」の1057円(同63円減)、「教育」の1428円(同30円減)、「営業」の1157円(同25円減)、「医療・介護・福祉」の1057円(同20円減)など7職種で減少となった。
地域別では、関東が1004円(同1円増)、東海が963円(同3円増)、関西が955円(同12円増)、九州が864円(同15円増)となり、すべてのエリアで増加した。
時給は、同社のアルバイト求人情報サイト「バイトル」に掲載された求人広告データを基に集計した。