厚生労働省の「『多様な正社員』の普及・拡大のための有識者懇談会」(座長、今野浩一郎・学習院大学教授)は11日、第14回会合を開き、昨年9月以来議論した内容を報告書にまとめて散会した。「多様な正社員」は政府の新成長戦略に盛り込まれるなど、企業の「稼ぐ力」を回復させる有力な就労形態として注目を浴びている。
「多様な正社員」は、「正社員」と「非正規社員」の二極化の弊害を緩和し、労働者のワーク・ライフ・バランスと企業にとっての優秀な人材確保の両方を実現するため、両者の中間的な就労形態として企業における導入が広がっている。
報告書は…
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