厚生労働省の「ハローワークの求職情報の提供に関する検討会」(鎌田耕一座長)は17日、最終となる第4回会合を開き=写真=、新たに設ける「求職情報サイト」(仮称)の目的や仕組み、運用ルールなどについて検討会の意見を取りまとめた。明日18日の労働政策審議会職業安定分科会に、「厚労省案」という格好で報告される。
この日は、取りまとめの最終場面で労働組合(求職者関係)の参集者が、サイトを活用する民間事業者の更新条件のひとつにあった「実績」の部分の削除に強く反発。「初会合で厚労省が提示した『たたき台』から検討会でどんどん緩くなっている」と譲らず、こう着状態となったため、鎌田座長が…
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