厚生労働省が1日発表した毎月勤労統計調査(速報)によると、2月の労働者1人あたりの現金給与総額は26万2308円(前年同月比0.0%)となった。
残業代などを除いた所定内給与は24万97円(同0.3%減)だった。1月は所定内給与が1年10カ月ぶりにプラスになったが、再びダウンした。
総実働時間は142.9時間(同0.0%)、常用労働者は4614万5000人(同1.1%増)。うち、一般労働者は3253万3000人(同0.9%増)、パートタイマーは1361万1000人(同1.7%増)だった。
一方、昨年11~今年1月に「特別に支払われた給与」のうち、賞与は36万6865円(前年比0.3%増)だった。5年ぶりの増加。業種別の伸び率は製造業が同2.5%増、卸・小売業が同0.9%増、医療・福祉が同0.4%減など。