インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は1日、DODAを通じて転職した昨年1年間の25~39歳のビジネスパーソン約1万人を対象に実施した異業種・異職種への転職調査を発表した。
それによると、転職前と異なる業種へ転職した人の割合は59.1%だったが、転職前と異なる職種へ転職した人は33.9%にとどまった。業種別では、異業種転職が最も多いのは「商社・流通」の88.6%で、「小売り・外食」の80.8%が続いた。
DODAでは、一般に業種よりも職種の方が能力、経験、技術、専門知識など、短期間では身につかない要素によって決まるため、「今の職種」を元に転職を考える人が多いため、と分析。「異業種・異職種への転職を検討する際には、自身のスキルを棚卸しして、どういう業種・職種であれば生かせるか検討することが必要」とアドバイスしている。