ディップが20日発表した1月のアルバイト時給データによると、平均時給は958円で前月比7円(0.7%)減、前年同月比では28円(3.0%)増えた。7カ月ぶりに前月を下回った。同社は「季節イベントでの短期高時給スタッフ募集が減り、時給が平均化され下がったものと考えられる」としている。
職種別では、「医療・介護・福祉」の1078円(前月比53円増)、「イベント」の1146円(同27円増)、「軽作業・配送・物流」の946円(同12円増)など、12職種のうち4職種で前月を上回った。
一方で、「教育」の1465円(同53円減)、「IT・クリエイティブ」の1018円(同31円減)、「理美容・専門職・その他」の884円(同15円減)など6職種で減少となった。
地域別では、関東が1010円(同13円減)、東海が945円(前月と同じ)、関西が940円(前月比13円減)、九州が853円(同4円減)と東海を除くすべてのエリアで減少した。
時給は、同社のアルバイト求人情報サイト「バイトルドットコム」に掲載された求人広告データを基に集計した。