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2014年2月13日

ローソン、日立の先進事例を学ぶ  パソナ「女性活躍推進セミナー」

 パソナは13日、東京・同グループ本部で「女性活躍推進セミナー」を開き、企業の女性人事担当者ら約70人が参加した=写真

n140213.jpg 日本女子大学の大沢真知子教授(現代女性キャリア研究所長)が「ダイバーシティー・マネジメントと女性の活躍推進」と題して講演。大沢氏は、女性の能力開発に成功している企業の業績が高いこと、女性の労働力活用は世界的な流れで、日本でも安倍政権の成長戦略の中核に据えていることなどを紹介。それでも日本では、女性のワークライフバランスに適さない長時間労働などの慣行が残っていて、女性の管理職比率が低いレベルにあることなどを指摘した。

 続いて、ダイバーシティーの先進事例としてローソンの大隅聖子・理事執行役員と日立製作所の神宮純緒・ダイバーシティー推進センター部長代理の2人が、それぞれの取り組みぶりを紹介。商品開発における女性社員の役割や社内託児所の整備など、成果と課題を具体的に解説した。

 同セミナーは、パソナグループが昨年12月から始めた「ウィメンズ・ワークスタイル・サービス」の一環で、同グループ自身が培ってきた女性活用のノウハウを、派遣先企業などに提案する試み。

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