総務省が31日発表した昨年12月の消費者物価指数(2010年=100)は生鮮食品を除く総合で100.6、前年同月比1.3%の上昇となった。7カ月連続の上昇。生鮮食品を含む総合も100.9、同1.6%の上昇となった。
この結果、2013年の年間平均では、生鮮食品を除く総合で100.1、前年比0.4%上昇、生鮮品を含む総合も100.0、同0.4%上昇となり、リーマン・ショックで09年から続いたマイナスから5年ぶりのプラス転換となった。デフレからの脱却が鮮明になりつつある。
一方、先行指標となる東京都区部の1月中旬速報値は、生鮮食品を除く総合で99.0、前年同月比0.7%の上昇。生鮮食品を含む総合も99.2で同0.7%の上昇となった。