パソナは首都圏の看護職や看護学生らを対象に、看護職員を求める福島県内の病院を視察し、就職へとつなげる「福島県病院見学バスツアー」を2月13日から計4回開催する。
同県内の看護職員は東日本大震災以降、浜通り地域を中心に大きく減少し、病院の経営を圧迫しているため、ツアーを通して現地の実情を知り、就職につなげるのが狙い。ツアーは1泊2日の日程で参加無料。各回10人を予定している。
同月1日には、見学先の一つである医療法人社団、青空会大町病院の藤原珠世看護部長が、南相馬市の復興の軌跡について語る講演会とバスツアーの説明会を開く。場所は千代田区大手町の同グループ本部。
また、同グループは2月2日、グループ本部で保育の職場に就職、転職、復職したい人を対象に、保育士の仕事の重要性など、職場(保育園)を選ぶうえで大切な保育園経営者の“保育観”を学ぶ「知って欲しい、見て欲しい。『私たちの保育』合同説明会」を開く。
待機児童の解消に向けて首都圏などで保育園の増設が進んでいるものの、慢性的な人材不足も深刻化していることから、保育現場での就労を希望している人たちを対象に、保育園経営者5人が説明にあたり、個別説明会も同時に行う。参加無料で、定員100人。