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2014年1月17日

大企業の冬のボーナス、景気回復で3%増  今後はベアに注目、厚労省調査

 厚生労働省が17日発表した主要企業の昨年の年末一時金妥結状況によると、平均76万1364円(前年比2.99%増)のプラスとなった。冬のボーナスは、2010、11年と2年連続のプラスだったが、昨年はマイナスとなり、2年ぶりのプラス。

 産業別では円安の恩恵を受けた自動車が86万3061円(同11.03増)の2ケタ増だったのをはじめ、窯業の82万4355円(同7.34%増)、精密機器の82万3061円(同7.14%増)などが高い伸びだったが、化学、鉄鋼、非鉄金属、造船、卸・小売などは前年を下回った。

 昨年は夏のボーナスも平均74万6334円(同2.75%増)と伸びており、サラリーマンの賃金は一時金の増加という形で表れたが、今後は春闘でベースアップがどの程度伸びるかが注目されている。

 対象は資本金10億円以上、従業員1000人以上で労組のある347社。

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