2015年春闘は、連合が5日に開いた中央総決起集会で各労組の交渉が本格スタートした=写真。アベノミクスがもたらした好景気を背景に、労使ともに賃上げの必要性では一致する“蜜月”春闘の色合いが濃いが、この流れの下敷きになっているのは昨年来の政労使会議であり、実質的に2年連続の「官製春闘」になりそうだ。(報道局)
賃上げ手法の労使攻防に政府が熱視線
今回、労組側は「全労組がベースアップ(ベア)2%以上」を要求し、「月例賃金にこだわる」(古賀伸明連合会長)との姿勢を鮮明にしている。これに対して、経団連はベア容認を打ち出しながらも…
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