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2018年5月 1日

【書評&時事コラム】ドライブレコーダーを付けた

 わが家の車に、このほどドライブレコーダー(DR)を装着した。昨年秋に東名高速で起きたあおり運転による死亡事故を見て、これは他人事ではないと思ったため。損害保険会社と契約し、各種サービス付きで年間1万円ほど。機能的には「最低クラス」といい、何が最低なのかよくわからないが、文字通りの「保険」と考えることにした。

c180501.jpg 私のような人たちが多いようだ。民間調査会社によると、昨年1年間のDRの販売個数は前年より4割近く多い100万台を初めて超えたそうだ。それも、昨秋の事故がきっかけとなり、それ以降に急増したといい、今年はさらに増えているという。

 だいたい、いかなる理由があるにせよ、危険極まりないあおり運転自体が問題だ。被害に遭う多くのドライバーは真面目で、事故回避の意識が強いから、いざ遭遇すると必要以上に緊張してしまい、加害者の挑発に乗ってしまいがち。そのためにわざわざDR を購入するのは筋違いのようにも思うが、「自衛のため」と割り切るしかなさそうだ。

 残念ながらわが家は、今年のゴールデンウイークは遠出の予定はなく、近所のスーパーへ買い物に行く程度だから、あおり運転の被害に遭うことはなさそうだ。せっかく着けたのだから早く“実戦”で試してみたい気もするし、そもそも使わないで済むならそれが一番、という気もする。連休で遠出する方々には、とにかく被害に遭わないことを祈っています。(俊)
 

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