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2016年3月22日

<花鳥風月・211>クサシギ

 海浜ではなく草原に住むシギ類であることが名前の由来とされている。全長22センチ、雌雄同色の旅鳥。ユーラシア大陸北部で繁殖し、東南アジアへ渡るが、一部は関東地方南部で越冬する。写真は越冬個体。

 河川、湖沼、池、水田などの浅い水場で昆虫類、甲殻類、タニシなどを採食する。

 留鳥の「イソシギ」だと思い撮影したが、後で写真を見たところ、イソシギにあるはずの、翼の付け根の前にある白い切れ込みがなかったので、「クサシギ」だと気づいた。初めて見る鳥だったので感激した。

 撮影は神奈川県中井町。

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