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2015年8月25日

<花鳥風月・181>クロツグミ (メス)

 日本で見られるツグミ類では最も小さい。メスは全身が褐色で、胸から脇腹にかけて白地に黒の斑点があり、くちばし、足、アイリングは薄い黄色。

 オスのさえずりはしばしば聞かれるが、高い木の先端付近でさえずることが多く、姿を見つけるのは至難の業である。また、地上での採食中、見つけると同時に飛び上り、一直線に100メートルほど先の木々の間に飛び込んでしまった。シャッターチャンスは瞬時に消えてしまい、写真撮影の難しい鳥である。

 撮影は山梨県の河口湖フィールドセンター。

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