全長14センチ、雌雄同色の夏鳥。平地から山地の草原、湿原、河原などに生息し、草の茂みの中で昆虫類、クモ類などを採食する。
撮影地の北富士演習場では、広い草原の比較的標高の高いところで繁殖していた。
オスは縄張り内に背丈の高い草のソングポスト(鳥がさえずるときにとまる所。杭の上や枯れ枝の先など)数か所を移動しながらさえずる。順光となるソングポストで待っていると、大きな口を開けてさえずり始めたが、常に順光を背に受ける立ち位置に止まることから、正面を向くことがなく、オオヨシキリとの違いである口の中(黄色味)の撮影がままならなかった(オオヨシキリの口の中は赤味)。