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2015年6月16日

<花鳥風月・171>チュウサギ

 シラサギ類3種の中で大きさが中くらいなので「チュウサギ」。全長68センチ、雌雄同色の夏鳥。他のシラサギ類(ダイサギコサギ)と違って水辺よりも草地を好み、カエルやトカゲなどのほか、魚類や昆虫類を採食する。

 この3種は遠目では見分けが難しいが、ダイサギとコサギは大きさが明らかに違うことと、コサギの足首から下が黄色いことから識別が容易である。

 しかしながら、チュウサギとダイサギでは大きさの違いがあるものの、2種が並んでいないと区別できない。両者を確実に識別するには、くちばしの付け根から目の下に伸びる線の長さを見れば良いのだが、これは慣れないと難しい。

 撮影は静岡県富士市の浮島が原。

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