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2014年12月 2日

<花鳥風月・143>カイツブリ

 市街地の公園の池でよくみられる水鳥。日本にいるカイツブリ類の中では最小で、全長26センチ。首が短く尾羽がほとんど無い。夏羽=写真上=は首の赤褐色が特徴的だが、冬羽=写真下=では全体的に淡くなる。留鳥、雌雄同色。

 湖沼、池、河川などに生息し、潜水して小魚を捕ったり、水面や水草の上の昆虫を採食する。

 名前の由来は水を「掻いて潜る」ことから。古名は 「鳰鳥(にほとり)」と呼ばれ、万葉集では7首が詠まれている。

 撮影は神奈川県平塚市の渋田川。

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