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2014年5月 6日

<花鳥風月・113>アマサギ

 アマサギという和名の「アマ」は「亜麻」ではなく、繁殖羽(夏羽、=写真)の色を飴色と見立てたもの。雨があまくも(雨雲)と変化するのと同じで、飴サギがアマサギに転音した。

 全長50センチ、雌雄同色の夏鳥。水田、湿地、草地、放牧地などに生息し、牛や馬などの動物のまわりを歩き、動物の体についたハエや、その動物が歩いて草地から飛び出したバッタなどを採食する。

 後ろに写っているのはコサギである。撮影は静岡県富士市の浮島が原。

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