全長55センチ、留鳥、雌雄同色。平地から山地の林や草原、農耕地、河原などに生息し、ネズミを主に両生類、鳥類、昆虫類を採食する。
猛禽類ではトビに次いで見かける機会が多く、飛び方も似ている。見分けるポイントは尾羽の形。ノスリ=右=は扇型、トビ=左=は角型(三味線のバチ)である。また、トビはほぼ同高度を飛翔することが多いが、ノスリは旋回しながら高度を高める。
「野に顔を『こする』ような低空飛行で、地面にいるネズミなどの獲物を探すのが名前の由来」とされているが、このような低空飛行は見かけたことはない。
撮影は静岡県富士市など。