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2014年3月25日

<花鳥風月・107>ケリ

  タゲリと同じく、チドリの仲間。東海地方から近畿地方にかけては比較的多く見られるものの、関東地方では少ない。

 全長36センチ、雌雄同色の留鳥。畑、河原、草地などで生息する。成鳥は虹彩が赤橙色でアイリングは黄色=写真下・右の二羽。若鳥は虹彩が黒く、アイリングがない=写真上と下の左。昆虫を主に食するが、冬場は土中をくちばしでほじくり返している姿を良く見かける。

 飛翔姿は優雅だが、名前の由来となった強い鳴き声「けりり」とは合いいれないものがある。撮影は神奈川県大井町。

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