五月晴れの昼下がり、埼玉県の秋ヶ瀬公園の森を散歩していると、特大望遠レンズを携えたカメラマンが40~50人。「どうしたんですか?」と聞くと、「シーッ、オオルリが来るのを待ってるんだよ」とおじさんが小声で教えてくれた。「オオルリ?いつ来るんですか?」「わからないから待ってるんだ」――。
その近くでは別の一団がレンズを大樹の梢に向けている。キビタキを狙っているのだそうだ。野鳥の撮影にはかなりの忍耐力と時間が要るようです。普通のデジカメしか持っていなかったので、「野鳥の写真を撮る人たち」の写真を撮っちゃった。