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2011年12月13日

<花と鳥・43>サザンカ(山茶花)

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 ツバキ科の常緑広葉樹。冬に咲く最もポピュラーな花のひとつだ。野生のサザンカは薄赤の混じった白が多いが、栽培ものは赤、白、ピンクと多彩。漢字の「山茶」は中国語でツバキの意味。
 
 だからツバキとは親類だが、サザンカの花は小ぶりで、花びら1枚1枚が落ちて地面に広がるのに対して、ツバキの花は大ぶりで、1個ごとボトンと落ちる。写真は都内の民家の庭先で。
 
 童謡で「さざんかさざんか咲いた道 たき火だたき火だ 落ち葉たき」(たき火)と歌われる。たき火の習慣はなくなったが、この花は今も健在。12月7日に亡くなった松田トシさんの歌声がとても懐かしく感じられる。

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