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2011年6月28日

<花と鳥・24>ニュウナイスズメ

 民家の近くに生息するスズメとは異なり、山地の林を好むのが特徴。全長は14センチ前後。頬に黒斑がなく、スズメと見分けがつきやすい。

 漢字では「入内雀」と書き、平安時代の歌人・藤原実方の伝承がその名の由来とされている。

 5月から7月にかけて主に北海道の平地の林や、本州中部以北の山地で繁殖。関東地方以南の暖地で越冬する。

 繁殖期以外はニュウナイスズメ単独種で群れをつくる。撮影は長野県戸隠高原。

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